ハイドロクリート(水中不分離性コンクリート)

 

概要

ハイドロクリートは、1979 年に国内初の水中不分離性コンクリートとして誕生し、従来の水中コンクリートでは難しかった薄くて広い部材や鉄筋コンクリート部材、信頼性の高い部材を有する水中構造物を構築可能とし、これまで多くの港湾、漁港、河川、ダム工事などに使用されています。
また、1985 年から海中に暴露した供試体により長期耐久性を確認しています。

用途

・水中における鉄筋コンクリート工事(橋脚の基礎) ・薄くて広い面積の水中コンクリート工事(河床・水路底版コンクリート) ・補修、補強、緊急補修などの工事(護岸補修・補強、桟橋のライニング) ・捨石、張石や中詰材の固結(捨石マウンドの固結) ・狭い間隙などへの充填工事(海底トンネルの基礎) ・周囲の汚濁防止に主眼をおいた工事  ・ダムのリニューアル

参考画像

橋脚基礎底版止水工橋脚基礎底版止水工

放水口中詰工放水口中詰工

特徴

特徴 1

水中不分離性。

特徴 2

優れたセルフレベリング性。

特徴 4

水質の濁りを低減し、pHの上昇を抑えます。

特徴 5

ポンプによる長距離圧送性に優れます。

特徴 7

水中での施工性の向上。

参考画像

優れた流動性

技術情報

施工実績